太平洋セメント株式会社

製造がっちり安定タイプ

ひとことで言うと

国内シェア4割の老舗×高年収×年功序列が同居するセメント最大手

平均年収846万円月平均残業18.8時間有給消化率72.7%平均勤続年数16.8年

ここが魅力

  • 1881年創立・国内セメント販売シェア約40%のリーディングカンパニーで、東証プライム上場・単体平均年収846万円という高水準の待遇を長年維持している。
  • 社宅・寮を全国各地に完備し、独身者は格安で入居できるなど住居コストを抑えられる設計で、月平均残業18.8時間・有給消化率72.7%と業界平均を上回るワークライフバランスの良さもある。
  • セメント事業に加え資源・環境・海外事業へ多角化しており、廃棄物をセメント原燃料として再利用する環境事業など、インフラを支えながら資源循環型社会に貢献する事業に携われる。

気をつけたい

  • 評価・昇給は年功色が強く、入社から10年ほどは評価による差がつきにくいため、若いうちから成果で一気に年収を伸ばしたい人には物足りなさが残りやすい。
  • 総合職は全国10支店・9工場・海外拠点を異動する転勤が前提で、勤務地を固定したい人には不向き。

こんな人に

年功序列を受け入れつつ、手厚い福利厚生と高い事業安定性のもとで腰を据えて長く働きたい人が活きる会社。

企業のいま

事業領域

セメント事業資源事業環境事業海外事業建材・建設事業

単にセメントを製造・販売するだけでなく、セメントプラントの高い焼成能力を活かして産業廃棄物・都市ごみなどを原燃料として受け入れる「静脈産業」としての一面も持ち、資源循環型社会の構築に貢献するビジネスモデルを築いている。

価格適正化と生産体制最適化による国内事業の再生、米国・フィリピンを軸とした海外展開、セメント製造に伴うCO2排出を減らすカーボンニュートラル技術の開発を中期経営計画の重点に据えている。

設立
1881年
上場
東証プライム
本社
東京都
従業員数
12,626名

社風キーワード

組織文化はオープンでフレンドリーな雰囲気が特徴で、上司や同僚との距離が近く気軽に意見交換できる風土が根付いている。各工場では工場長と現場社員が隔てなく交流する逸話もあり、現場の人間関係の温かさが評価されている。

カルチャー

みんなの声

※ 公開されている社員クチコミをもとに要約しています

働き方・休み

月平均残業時間は18.8時間(回答137人)で化学・ガラス・セラミック業界平均(21.0時間)より少なく、有給消化率は72.7%(業界平均65.4%)と高め。年間休日123日で本社・支店はフレックスタイム制度・テレワーク制度もあるが、工場勤務は定時運用が基本で、配属先により働き方の自由度に差がある。

評価・昇給

等級に応じて月給が段階的に上がる年功色の強い仕組みで、「入社して10年ほどは評価がほぼ横並び」「良い評価でも悪い評価でも昇給はあまり変わらない」という声が多い。賞与は年4〜5ヶ月分程度で業績連動するが、最高評価と平均評価の差は1割程度にとどまる。30歳前後の係長級昇格など等級が上がる節目でまとめて年収が跳ねる構造。

福利厚生

社宅・寮を全国各地に完備し、独身者は格安で入居できるとの声が多い。カフェテリアプラン・持株会(掛金上乗せあり)・企業年金基金・財形貯蓄制度・各種貸付制度・選択定年制(60〜65歳)など福利厚生は手厚く、住居費を抑えて手取りを守る設計になっている。

社風・人間関係

「組織文化はオープンでフレンドリー」「上司や同僚との距離が近く気軽に意見交換できる」という声がある一方、「前例踏襲主義で新しい提案が通りにくい」との指摘もある。OpenWorkでは「古き良きJTC企業」と評されるなど、伝統的で保守的な意思決定スタイルと現場の温かい人間関係が同居している。

キャリア・配属

事務系・技術系で募集段階から区分され、技術系は工場・支店ごとに具体的な配属先を指定して応募する求人が多い。新人は本社研修後、先輩社員の指導のもとOJTで業務を覚える。全国10支店・9工場・海外拠点を異動する転勤が前提で、勤務地を固定したいキャリア志向には不向き。

安定性・将来性

1881年創立・国内セメント販売シェア約40%のリーディングカンパニーで、2026年3月期は連結売上高8,984億円。国内のセメント需要は人口減少で長期的に縮小傾向にあるが、値上げによる価格転嫁や米国・フィリピンなど海外展開、環境事業(廃棄物のセメント原燃料化)への注力で収益基盤の安定を図っている。

業績ハイライト

売上高の推移(億円)

7,08220228,09520238,86320248,96320258,9842026