株式会社野村総合研究所

ITじっくり研究タイプ

ひとことで言うと

売上は5大SIer最下位、利益率と年収は業界トップ

平均年収1,322万円営業利益率17.6%自己都合離職率3.2%初任給(2026年4月・院卒)36.45万円

ここが魅力

  • 証券・銀行向け共同利用型システム(THE STAR等)で国内シェア約4割を握り、50年かけて築いた切り替えの難しい顧客基盤が、営業利益率17.6%・平均年収1,322万円という高収益・高待遇を支えている。
  • コンサルティングとITソリューションを1社で完結できる「ナビゲーション×ソリューション」モデルにより、戦略立案から実装・運用まで一気通貫で携われる。

気をつけたい

  • 配属後の部署・職種異動は口コミ上「ほとんどできない」との声があり、合議制ゆえに大手日系企業らしい意思決定の慎重さも残る。

こんな人に

腰を据えて専門性を積み、金融・公共インフラを長期視点で設計・運用したい人が活きる会社。

企業のいま

事業領域

コンサルティング金融ITソリューション産業ITソリューションIT基盤サービス

コンサルティングで描いた構想を自社の共同利用型システムで実装まで担う「垂直統合型の知的サービス企業」。戦略提言で終わる戦略ファームとも、要件定義以降から入る純粋SIerとも異なり、提言→実装→運用→次の提言という循環を1社内で完結できる点が差別化の核となっている。

Oracle AlloyとNVIDIA GPUを用いた「NRIデジタルトラスト」構想や、Anthropic(Claude)の国内認定リセラー選定など、金融・公共領域向け生成AI基盤への投資を加速している。

設立
1966年
上場
東証プライム
本社
東京都
従業員数
16,894名

社風キーワード

「穏やかで論理的な人が多く、感情的な衝突が少ない」「議論で反対意見を言っても人格攻撃されない」という口コミが多く、社内勉強会・研究会も活発。体育会系のような気合よりも、知的好奇心と論理を重んじる社風。

カルチャー専門性

みんなの声

※ 公開されている社員クチコミをもとに要約しています

働き方・休み

公式発表の残業時間は月平均6.2時間・有給取得率70.6%と数字上は良好だが、口コミベースでは月30〜40時間程度という声も多く、新NISA対応期やシステム障害対応時には月60〜80時間に達することもある。フレックスタイム(コアタイムあり)とリモートワーク(出社率5割目安)は定着しており、大手SIerの中では働きやすい部類とされる。

評価・昇給

2022年の人事制度改定で年功的要素を薄め、C&A(Challenge&Act)制度による半期ごとの目標設定・評価に基づく役割・成果主義へ転換した。若手でも実力があれば早期に昇格・プロジェクトマネージャーに抜擢される一方、エキスパート昇格試験は年々厳しく「実力がないと給与が頭打ちになる」との声もある。

福利厚生

住宅手当(月6万円、初任給に含む形式)・確定拠出年金・持株会・保養所に加え、選抜制の国内外MBA派遣やリスキリング支援など自己投資への会社負担も充実している。一方、住宅手当は一定年次までの制度で、総合商社等と比べて突出して手厚いわけではないという声もある。

社風・人間関係

「穏やかで論理的な人が多く、感情的な衝突が少ない」「議論で反対意見を言っても人格攻撃されない」という声が多く、知的好奇心を尊重する落ち着いた社風。一方で大手日系企業らしい合議制の慎重さ・意思決定の遅さも残るとされる。

キャリア・配属

新卒は経営コンサルタント・AE・TE・エリア総合職の職種別採用で、応募時点で職種を選ぶ必要がある。配属後の部署異動は口コミ上「ほとんどできない」との声がある一方、キャリア申告制度・社内公募制度による中長期的な職務変更の道も用意されている。

安定性・将来性

東証プライム上場で7年連続増益、自己資本比率約55%、自己都合離職率3.2%と安定性は高い。証券・銀行向け共同利用型システムが国内シェア約4割を握り、切り替えコストの高さから顧客基盤は盤石。一方、5大SIerの中では海外売上比率が最も低く(約1割)、グローバル案件を求める人には物足りない面もある。

業績ハイライト

売上高の推移(億円)

5,50320216,11620226,92220237,36620247,6482025