株式会社近鉄百貨店

小売どっしり大手タイプ

ひとことで言うと

安定雇用×低残業×変革期の老舗百貨店

営業利益成長前年比37.2%増(FY2025)旗艦店あべのハルカス近鉄本店(日本一高さ300m)上場市場東証プライム

ここが魅力

  • 近鉄グループの安定基盤と長期雇用環境のもと、年功序列・低残業の働き方で腰を据えてキャリアを積める。
  • 接客業らしい温かい人間関係が根付いており、人と深く関わる仕事を長く続けやすい環境がある。
  • 免税・外商の好調により業績回復が顕著で、中期経営計画による大規模リモデルと人事制度改革が進行中。

気をつけたい

  • 昇給ペースは遅く給与水準は高くないため、早期の収入アップを求める人には向かない。
  • 百貨店から「百「価」店」への変革期の過渡期にあり、古い体制と新しい方向性が混在する環境に身を置くことになる。

こんな人に

安定した雇用環境のなかで人と深く関わる接客の仕事を長く続けたい人が活きる。

企業のいま

事業領域

百貨店事業フランチャイズ事業外商事業タウンセンター事業

近鉄グループの百貨店事業会社として関西を中心に6店舗を運営し、百貨店事業に加えて27業種70店舗のフランチャイズ事業・外商事業を展開する東証プライム上場企業。1934年を源流に持つ老舗で、日本一の高さを誇るあべのハルカスに旗艦店を構える。

2025〜2028年度の中期経営計画で「百貨店」から「百「価」店」への変革を掲げ、旗艦店の大規模リモデルと人事制度の抜本改革を推進している。

設立
1934年
上場
東京証券取引所スタンダード市場
本社
大阪府
従業員数
1,954名

社風キーワード

人事理念に「社員の自主・自律を尊重し、新たな価値創造に挑戦する企業風土を創る」を掲げ、自律した「百「価」店人」の育成を人財コンセプトとしている。フレックスタイム制・副業解禁・新規事業提案制度「近鉄イノベーションラボ」など、自律を後押しする制度を整備している。

裁量カルチャー

みんなの声

※ 公開されている社員クチコミをもとに要約しています

働き方・残業

月平均残業は9.6時間(有価証券報告書ベース)と少なめ。ただし売場によって差があり、繁忙期(春夏セール・年末商戦)は忙しくなる。残業代は15分単位でしっかり支給される点は評価されている。週0日リモートが基本で出社必須の職場。

評価・昇給

基本的に年功序列で昇給ペースは緩やか。「係長になるまで8年かかる」という口コミが複数あり。半年に一度の人事考課面談があるが、相対評価のため頑張っても大きく差がつきにくい。2027年度に人事制度の抜本改革を予定しており、変化の過渡期にある。

社風・人間関係

接客業らしく「人当たりの良い優しい人が多い」という口コミが多い。歴史ある日系企業のため慣習や序列を重んじる雰囲気がある一方、フレックスタイム・副業解禁など制度面での改革は進んでいる。OpenWork総合スコアは2.5と厳しめで、古い体質への不満も存在する。

キャリア・成長

部署異動が少なく特定売場に長く携わるキャリアが多い。外商やフランチャイズなど新事業への異動機会が増えているが、主力の売場職はスペシャリストとして深掘りするルートになりやすい。平均勤続22.8年という数字からもわかるように、長く在籍する人が多い安定志向の組織。

安定性・将来性

東証プライム上場・近鉄グループの一員として財務基盤は安定。FY2025売上高は115,107百万円(前期比1.4%増)・営業利益5,353百万円(37.2%増)と業績は回復基調。ただし百貨店業界全体の構造変化(EC台頭・インバウンド依存・若年層離れ)は中長期の課題。「百「価」店」への転換戦略が問われる局面。

福利厚生・生活

有給消化率62〜90%(口コミによって差あり)。フレックスタイム制・副業解禁・育休制度も整備。ただし住宅手当はなく、給与水準は入社初期から急激に上がるわけではない。社員証による割引制度が福利厚生の中心となっている。

業績ハイライト

売上高の推移(億円)

98120221,07820231,13520241,15120251,25520261,2552026年2月期1,1512025年2月期1,1352024年2月期1,0782023年2月期