ひとことで言うと
定形耐火物シェア21%・創業140年の独立系老舗メーカー
ここが魅力
- 国内の定形耐火物(耐火れんが)生産量で約21%のシェアを握るトップメーカーで、東京駅や大阪市中央公会堂の赤れんがにも前身企業の製品が使われてきた140年近い歴史を持つ。
- 耐火物業界は同社を含む3社の寡占状態だが、他2社が鉄鋼メーカー系列であるのに対し同社は独立系のため、親会社の意向を気にせずあらゆるメーカーへアプローチできる経営の自由度がある。
- 単身寮(自己負担月1万円まで)や従業員持株会(積立額の10%を会社が奨励金として上乗せ)、永年勤続表彰(最高15万円相当の記念品と特別休暇)など、上場企業らしい手厚い福利厚生がある。
気をつけたい
- 口コミでは『評価基準が不明』『気に入られるかどうかで評価が変わる』という声があり、係長までの昇進は年功序列的な運用のため、成果を上げても待遇にすぐ反映されにくい。
- 施工管理やエンジニアリング職は出張が業務の6〜7割を占め、過去には『パワハラやサービス残業が横行していた』という元社員の口コミもあり、配属先によって働き方の負荷に差が出やすい。
こんな人に
特定の親会社に依存しない安定した事業基盤の上で、現場に出て手を動かしながら専門性を積み、年功的な昇進を受け入れつつ長く腰を据えて働きたい人が活きる会社。
企業のいま
事業領域
耐火物業界は鉄鋼メーカー系列を含む3社による寡占状態だが、同社は独立系メーカーのため特定の親会社の意向にとらわれずあらゆるメーカーへアプローチできる点が強み。国内売上比率が9割を占める一方、日本基準の品質を武器に海外シェアの拡大を図っている。
日本基準の高い品質を武器に、国内9割・国外1割という現状の売上比率から海外シェアの拡大を図っている。
- 設立
- 1936年
- 上場
- 東証プライム
- 本社
- 大阪府
- 従業員数
- 537名
社風キーワード
役員との会議が多く、新入社員であっても役員と話す機会が多いとの口コミがある。本社サイトも「社内を見れば顔と名前が一致する」近さを紹介しており、階層を越えたコミュニケーションの取りやすさが特徴。
みんなの声
※ 公開されている社員クチコミをもとに要約しています
月の残業時間は国の企業データベース(2025年8月更新)で18.2時間と公表されているが、口コミ集計では40時間前後とする声もあり資料間で幅がある。有給消化率も国のデータでは54%、口コミでは4割程度とする声があり同様に差がある。年間休日は126日で比較的多いが、現場勤務では土日祝の休日出勤が常態化しているとの指摘もある。
基本給が年功的に積み上がる仕組みで、係長までは『10年あれば昇進できる』という年功序列の運用になっている。賞与は入社1年未満80%・1年目90%・2年目以降100%支給という積み上げ方式で、年収は賞与で底上げされ同期の他社就業者より高いと感じる声もある一方、『評価基準が不明』『気に入られるかどうかで評価が変わる』という不満も見られる。
自己負担月1万円までの単身寮、資格取得推進制度(報奨金・受験料支給)、従業員持株会(積立額の10%を会社が上乗せ)、永年勤続表彰(勤続10〜40年で記念品最高15万円相当・特別休暇最長5日)など上場企業らしい手厚さがあるとの声がある一方、総務の人員不足で情報共有が行き届かないという指摘もある。
役員との会議が多く新入社員でも役員と話す機会があるという口コミや、分からないことを誰に聞いても丁寧に教えてもらえる穏やかな雰囲気が紹介されている一方、『古い社風が根強く、根気と体力が必要』『年功序列なので仕事ができない人でも給料は上がる』という指摘もあり、事業所・部署によって気質が大きく異なるとの声もある。
エンジニアリング事業部配属の場合は岡山県で1〜2ヶ月程度の研修(寮生活)を受けたのち出張所でOJT中心に業務を覚える。一度業務を引き継ぐと『習熟』扱いとなり、以降は元請け・1次請けの現場をほぼ一人で任されるようになる。出張比率は業務の6〜7割に達し、ある求人では定着率約95%という数字も示されている。
定形耐火物(耐火れんが)で国内シェア約21%・生産量日本一を誇り、鉄鋼・非鉄金属・セメント・ガラス・電子部品など基幹産業の高温処理工程に欠かせない立ち位置を持つ。同業3社の寡占状態の中で唯一の独立系という強みがあるが、口コミでは『定形耐火物は利益率が非常に低い』として将来性より安定性を評価する声も見られる。
業績ハイライト
売上高の推移(億円)