ひとことで言うと
金融シェア7割の技術力×高年収×年功序列の壁
ここが魅力
- 通貨処理機の国内シェア7割超・100年超の歴史を持つ技術力で、景気変動に左右されにくい安定した事業基盤がある。
- 平均年収839万円と全国平均を大きく上回り、独身寮やカフェテリアプラン、企業年金など福利厚生も手厚い。
気をつけたい
- 「ランクが一度上がると下がらない」「年功序列の考え方が根強い」との声が多く、成果を出しても評価に反映されにくいと感じる社員もいる。
- 職種によっては全国転勤があり、保守・サービスエンジニア職はリモートワークがほぼできない。
こんな人に
腰を据えて長く働きたい人、年功的な組織文化を受け入れつつ堅実なメーカーでキャリアを積みたい人が活きる会社。
企業のいま
事業領域
紙幣・硬貨を高速かつ正確に見分ける「認識・識別」技術と、精密な機械動作を実現する「メカトロ」技術という2つのコア技術を軸に、単なる機器製造にとどまらず金融機関・流通業の現金管理業務そのものを支えるインフラ企業として機能している。
国内で培った認識・識別技術を軸に海外市場への展開を進めており、海外売上比率は50%を超える。
- 設立
- 1944年
- 上場
- 東証プライム
- 本社
- 兵庫県
- 従業員数
- 11,266名
社風キーワード
現金を扱う機器メーカーとしての手堅さを反映し、社風は全体的に保守的。挑戦を掲げる方針はあるが、現場への浸透度は部署によって差があるとの声もある。
みんなの声
※ 公開されている社員クチコミをもとに要約しています
月平均所定外労働時間は17.5時間(2024年度実績、公式開示情報)、有給休暇取得率71.6%とメーカーの中では比較的ホワイトな部類。水・金曜はノー残業デーだが、「実態は残業してる人が多い」との声や、保守・サービスエンジニア職は突発対応で予定が立てにくいとの声もある。ホワイトカラー系は50%まで在宅勤務が可能だが、保守部門はリモート不可。フレックスタイム制(コアタイム4時間)も導入。
形式上は目標管理型の成果主義評価だが、「年功序列の考え方が根強い」「ランクが一度上がると下がらない」という声が複数見られる。賞与は夏冬の年2回で業績連動、新紙幣発行特需の年は大きく上振れするが通常年はそこまで多くないとの評も。営業は成果が反映されやすく、保守系は上がりづらいとの声がある。
独身寮(30歳未満は自己負担月6,000〜8,500円)、カフェテリアプラン(年約7.2万円分)、企業年金・退職金(ポイント制)、財形貯蓄、従業員持株会、社内保育所「Gキッズホーム」など福利厚生は手厚い。一方で「健保は協会けんぽで独自給付はない」「各種手当は昔から変化がなく社会の変化に柔軟に対応できていない」といった不満の声もある。
縦割り組織で部署間の連携は薄く、「組織間交流と上司との話しやすさは場所により違いがある」との声が多い一方、「和気あいあいとしていて縦横フラット」という評価も見られる。平均年齢は43歳前後とやや高く、管理職は40〜50代が中心で「古い価値観で接してくる上司に当たると難しい」との声もある。
新入社員研修や資格取得支援、メンター制度、半期ごとのキャリア面談など育成制度は整っている。一方で保守・サービスエンジニア職は「自社メーカーの修理ばかりで他社に転職する際に通用しないと感じた」と市場価値への不安から離職を検討する声もあり、成長機会は職種や配属先によって差がある。
通貨処理機の国内シェア70%超、100年超の歴史を持ち、離職率は約3%と低水準。事業の強みは金融機関向けの固い顧客基盤と技術的参入障壁の高さだが、「新事業・新技術がまだ確立されていない」「キャッシュレス化への対応が長年の課題のまま」といった将来性への懸念の声も一部にある。
業績ハイライト
売上高の推移(億円)