ひとことで言うと
平均年収835万円×残業月20h台の二輪大手
ここが魅力
- 二輪車のほか船外機・ロボティクス・電動アシスト自転車など陸・海・空にまたがる多角的な事業を展開し、平均年収835万円(2025年12月期・単体)と全国平均の約2.1倍の待遇がある。
- 2024年に新人事制度(Y1〜Y4)を導入し、在籍年数にかかわらず成果を出せば等級を飛び越えて昇格できる仕組みに転換した。離職率も約1.6%と製造業平均を大きく下回る。
気をつけたい
- 連結営業利益は2023年12月期から2025年12月期にかけて2期連続で減少しており、米国関税などの外部要因はあるものの収益性は低下傾向にある。
- 「JOBマッチングコース」でも特定製品への配属を確約するものではなく、口コミでは「配属ガチャ」で入社後の生活が変わるとの声もある。
こんな人に
一つの製品分野にとどまらず、陸・海・空にまたがる複数事業の技術を横断しながらキャリアを広げたい人が活きる会社。
企業のいま
事業領域
単なる乗り物メーカーにとどまらず、二輪車で培ったエンジン技術や制御技術をマリン製品や産業用ロボットなど周辺事業へ横展開することで、陸・海・空の複数事業がシナジーを生み出す事業構造を築いている。
モビリティサービスや低速自動走行など既存の乗り物ビジネスの枠を超えた新規事業領域の開拓に力を入れており、2024年には社外との共創拠点「リジェラボ」を横浜に開設した。
- 設立
- 1918年
- 上場
- 東証プライム
- 本社
- 静岡県
- 従業員数
- 55,176名
社風キーワード
転職者アンケートでは「ちょっとした立ち話から大きな会議まで、職制や上下関係に関わらず発言することができる」との声があり、社員紹介でも「ヤマハ社員の辞書には、セクショナリズムという言葉がない」と、自分の担当範囲だけでなく製品全体を自分ごととして捉える姿勢が語られている。
みんなの声
※ 公開されている社員クチコミをもとに要約しています
残業時間は月20時間台で、自動車・輸送機器業界平均より少なめとされる。有給休暇は毎年の付与数に対し平均18.8日(2024年実績、20日付与者ベース)を取得しており、消化率は7〜8割程度との声が多い。年間休日122日に加え、GW・夏季・年末年始にはいずれも1週間前後の大型連休がある。
2024年9月に新人事制度を導入し、事務・業務・製造の職種別だった等級をY1〜Y4に一本化。在籍年数にかかわらず成果を出せば等級を飛び越えて昇格できる仕組みに変わったが、基本評価(昇給)による差は月5,000円程度ともいわれ、旧来の年功的な感覚が残っているという声もある。2025年から一般職にも本格適用が始まったばかりの制度のため、運用は過渡期にある。
社員寮(20代独身向け)や借り上げ社宅(家賃の70%会社負担)、事業所内託児所「わいわいランド」、カフェテリアプラン、持株会など福利厚生は手厚い。育児休職の取得率は女性100%・男性80.2%(2025年、産後パパ休暇含む)と高水準。一方、女性労働者比率は12.7%、女性管理職比率は3.7%にとどまり、グループ全体で2027年に女性管理職比率13%を目標に掲げている。
「自由闊達で新たな挑戦に寛容な風土」「セクショナリズムという言葉がない」といった声が多く、役職に関わらず意見を言いやすい雰囲気があるとされる。一方で「雰囲気は良いがプロパー組を好む」「中途入社者は馴染みにくい面がある」という口コミもあり、新卒中心の組織文化が色濃く残っているとの指摘もある。
技術系・事務系ともに「JOBマッチングコース」で希望カテゴリーを選べるが、特定製品や部署への配属を確約するものではなく、「配属ガチャで入社後の生活が変わる」という口コミもある。陸・海・空にまたがる複数事業があるため、入社後に希望と異なる事業領域(二輪・マリン・ロボティクス等)を担当する可能性がある一方、社内公募制度「セルフ・キャリア・チャレンジ」や社内副業制度(2025年は110人が活用)で後から軸足を変えることもできる。
離職率は約1.6%(2024年)と製造業平均9.6%を大きく下回り、平均勤続年数も18.1年と長い。一方で連結営業利益は2023年12月期から2025年12月期にかけて2期連続で減少しており、米国関税やアウトドアランドビークル事業の構造改革など外部環境・事業再編の影響を受けやすい面もある。2024年には二輪車の型式指定申請における騒音試験・車台番号誤記載という不適切事案を自社公表している。
業績ハイライト
売上高の推移(億円)