ひとことで言うと
増収増益の老舗×脱年功の成果主義
ここが魅力
- めっき用薬品・機械設備・液管理装置を自社で一貫して手掛ける「三位一体」の事業体制を持ち、化学・機械・制御を横断する技術力を身につけられる。半導体パッケージやHDD向け下地層で国内トップシェアを持つなど、ニッチながら高い技術的地位を確立している。
- 年功序列を明確に否定した成果主義人事制度を導入し、中途採用の管理職が全管理職の約31%を占めるなど、社歴に関わらず能力・実績で評価される土壌がある。
- 平均年間給与867万円(2026年3月期・単体)は製造業平均を大きく上回り、賞与も組合員平均7.61カ月と手厚い。
気をつけたい
- 具体的な平均残業時間や有給取得率は公式には開示されておらず、口コミでも部署による差があるとの声がある。
- 技術職は入社後3年間は技術系部署限定の配属保障があるものの、4年目以降は全部署への異動・転勤(海外含む)の可能性があり、特定分野を極めたい人には変化が大きく感じられることがある。
こんな人に
化学・機械・制御を横断する技術力を磨きながら、顧客現場にも深く関わる一気通貫型の仕事をしたい人が活きる会社。
企業のいま
事業領域
薬品の販売に留まらず、装置の設計・施工から薬液の自動管理システムまでを一体で提供する「三位一体」の事業モデルにより、顧客の生産現場に深く関わる技術提案型のメーカーである。
半導体パッケージや車載電子部品向けなど、AI・先進運転支援システム(ADAS)関連の成長分野への技術投資を強化している。
- 設立
- 1933年
- 上場
- 東証スタンダード
- 本社
- 大阪府
- 従業員数
- 1,528名
社風キーワード
めっき用薬品・機械設備・液管理装置の3領域を自社で一貫して開発・提案する、業界でも数少ない事業体制。研究者・機械設計者・電気エンジニアが連携し、化学単体に留まらない総合的な技術基盤を築いている。
みんなの声
※ 公開されている社員クチコミをもとに要約しています
具体的な平均残業時間・有給取得率は公式には開示されていないが、毎週水・金の「ノー残業デー」制度や、ゴールデンウィーク・夏期・年末年始の一斉有給取得(2026年3月期実績で5月8連休・8月9連休・12月9連休)など残業抑制・休暇取得の仕組みが整う。口コミでは「一部の部署を除けば過度な残業や土日出社は少ない」との声もあるが、研究開発・製造部門に業務が集中しやすい構造を指摘する声もある。
性別・学歴・勤続年数で処遇を決めない成果主義人事制度(目標設定4・10月、評価9・3月、面談最低3回)を採用し、中途採用の管理職は全管理職の約31%を占める。一方で口コミには「チャレンジシートは半期に一回あるが、ほとんど一律評価で差がつかない」という声もあり、制度の建前と現場の運用実感には差があるようだ。
住宅手当・家族手当・地域手当・別居手当・通勤手当に加え、独身寮・社宅、カフェテリアプラン(年最大7万円補助)、奨学金返還支援(最大93万円代理返還)、従業員持株会、退職金制度などが整う。口コミでも「住宅補助あり(地域差あり)」「ボーナスが高い」という評価がある。
「挑戦する機会も自分次第で作れる」「意見を取り入れてもらいやすい」という口コミがある一方、「部署間の年齢差が大きく意見が通らない」「課長職以下は話しやすいが部長職以上は話しにくい」という声もあり、風通しの良さは部署・階層による差が大きいようだ。
技術職は入社後3年間は研究開発・営業技術・品質管理・電気設計・機械設計などの技術系部署に配属が保障され、4年目以降は全部署への異動・転勤(海外含む)の可能性が生じる。開発担当者が先輩の同行なしに単独で国内外の顧客現場へ赴き適用テストやトラブル対応を担うなど、若手でも一気通貫で業務を任される場面がある。
1848年創業・1933年設立から170年超の歴史を持ち、2026年3月期の連結売上高917億8,400万円・営業利益213億2,700万円はいずれも過去最高を更新する増収増益基調にある。2018年に連結子会社のめっき加工事業の一部を廃止した経緯はあるが、同事業は別の海外子会社のもとで現在も継続・回復している。
業績ハイライト
売上高の推移(億円)