ひとことで言うと
100年超の老舗×低残業×多角化で安定
ここが魅力
- 繊維事業に加えて不動産事業の賃貸収入が収益を支えており、本業の市況変動に備えた多角化経営が進んでいる。
- 月の残業は7時間台、有給消化率6割超と、ものづくり企業の中では腰を据えて働きやすい環境が整っている。
気をつけたい
- 新卒採用は若干名規模(2024年実績1名)で、同期や若手同士のネットワークは作りにくい。
- 評価は年功序列的な運用が中心で、若いうちから成果で大きく評価を変えたい人には物足りない可能性がある。
こんな人に
じっくり専門性を積みながら、落ち着いた環境で長く働きたい理系出身者が活きる会社。
企業のいま
事業領域
毛織物などの衣料事業を祖業に、自動車内装材や半導体部材、化粧品原料まで事業を多角化し、不動産賃貸による安定収益が他事業の研究開発投資を支えている。
不織布の生産体制強化や、化粧品・ヘルスケア原料など非繊維事業の育成に力を入れている。
- 設立
- 2003年
- 上場
- 東証スタンダード
- 本社
- 大阪府
- 従業員数
- 414名
社風キーワード
体育会系ではなく理系出身者が多く、あまり騒ぐような人もいない落ち着いた社風だと口コミで評されている。
みんなの声
※ 公開されている社員クチコミをもとに要約しています
体育会系ではなく理系出身者が多く落ち着いた雰囲気で、電子部品営業の社員は「こうしなさいとは言われず、まず自分の意思を尊重してくれる」と話します。一方で風通しの良さや相互尊重のスコアはどちらも中間的な評価にとどまり、全員が強く一体感を感じているわけではなさそうです。
月の残業は7時間台との調査があり、業界の中では比較的落ち着いた水準です。年間休日は本社・事業所で120日(四日市工場は108日)、有給休暇の消化率は6割程度まで進んでいるとの声があります。
口コミでは「給与制度は年功序列で年齢と勤続年数で決まる」との声があり、等級に応じた年1回の昇給と年2回(6月・12月、直近実績で計2.2か月分)の賞与が基本です。若手のうちから成果で大きく評価が変わる仕組みではないため、早期の実力評価を求める人にはもどかしさもあるかもしれません。
借上寮制度や社宅・家賃補助、退職金制度(一時金・確定拠出年金)、財形貯蓄、従業員持株会など制度は一通り揃っています。産休・育児休暇の取得実績もありますが、男性の育休取得率はグループ内でも数%台と低く、制度はあっても男性の利用はまだ広がっていないのが実情です。
1922年創業・2003年に持株会社として再編してから100年を超える歴史を持ち、繊維事業に加えて不動産事業の賃貸収入が収益の柱になるなど事業の多角化でリスクを分散しています。直近の決算では原材料高や地政学リスクを背景に営業利益・経常利益が前年同期より2割前後減少しており、業績自体は本業の繊維・製造事業の市況に左右されやすい面があります。
業績ハイライト
売上高の推移(億円)