ひとことで言うと
ニッチ国内トップ×TOB攻防で経営転換期
ここが魅力
- 自動車用ワックス『ソフト99』やガラス撥水剤『ガラコ』など、ニッチ市場で国内トップクラスのシェアを持つ老舗化学品メーカーで、確定拠出年金・確定給付年金の二重の企業年金や保養所など福利厚生が手厚い。
- 大阪本社はさん付けで呼び合うフラットな社風で、『個人のやりたいことを尊重してくれる』『若手でも経験を積ませてもらえる』という口コミがある。
気をつけたい
- 2025年末からTOB攻防・MBO不成立が続き、2026年12月の上場廃止・非公開化に向けた経営の過渡期にあるため、中長期の経営体制を見極める視点が必要。
- 評価制度は半期MBO+職能等級のハイブリッドで、年2回の賞与サイクルも伝統的なため、短期で成果を給与に反映したい人には物足りない可能性がある。
こんな人に
老舗メーカーで腰を据えてものづくり・営業に向き合いたい人や、フラットな人間関係の中でじっくり経験を積みたい人が活きる会社。
企業のいま
事業領域
単なる洗車用品メーカーではなく、艶・撥水・親水・防汚の『機能性薄膜造膜技術』を自動車以外の産業用コーティング剤にも展開するコア技術型の素材メーカー。
近年は鉄道車両向けコーティング剤など産業用ケミカル分野への展開を強化している。
- 設立
- 1954年
- 上場
- 東証スタンダード監理ポスト(証券コード4464。2026年12月に上場廃止・非公開化予定)
- 本社
- 大阪府
- 従業員数
- 839名
社風キーワード
役職ではなく『さん付け』で呼び合う文化があり、上司・部下間の心理的距離が近い。大阪本社は雑談も多く、話好きな社員が多いとの口コミがある。
みんなの声
※ 公開されている社員クチコミをもとに要約しています
役職ではなく『さん付け』で呼び合うフラットな文化があり、大阪本社は雑談も多く話好きな社員が多いという声がある。『個人のやりたいことを尊重してくれる』『風通しがよく若手でも経験を積ませてもらえる』という評価の一方、『昔ながらの社風』『部署によって業務量に偏りがある』という指摘もある。
半期ごとの目標管理(MBO)で結果とプロセスの両面を評価し、年1回は職能等級に基づく考課を行うハイブリッド型。昇給は年1回(4月)、賞与は年2回(6・12月)という伝統的なサイクルで、成果給やインセンティブ色は薄い。
月間残業はおおむね23.6時間、有給消化率はおおむね60.9%という回答がある。年間休日は2025年度126日、2026年度127日で、勤務時間は9:00〜17:30の固定制。テレワークが可能な環境はあるが、運用の詳細(頻度等)は公開情報からは確認できない。
確定拠出年金と確定給付年金の二重の年金制度、福利厚生クラブ『リロクラブ』、徳島・京都の保養所、全社員へのiPad Air貸与など手厚い。一方で住宅手当は既婚世帯主のみが対象で、単身者は対象外という賛否がある。
自動車用ワックス・ガラス撥水剤で国内トップクラスのシェアを持つ70年超の老舗だが、2025年末からエフィッシモ系ファンドによるTOB攻防とMBO不成立が続き、2026年12月に上場廃止・非公開化することで創業家と合意している。事業自体は安定志向だが、経営体制は過渡期にある点は要注意。
業績ハイライト
売上高の推移(億円)