ひとことで言うと
歌舞伎独占×都心不動産の130年老舗
ここが魅力
- 歌舞伎座など4つの直営劇場を核に歌舞伎興行をほぼ独占的に担う一方、映画の企画・製作から配給・興行・二次利用までを一貫して手がける数少ない企業で、都心の劇場・オフィス不動産の賃貸収益が経営を下支えしている。
- 月間残業時間は一桁台〜20時間程度と業界内でも少なめで、有給消化率も5割超と、プライベートを確保しながら長く働ける環境が整っている。
気をつけたい
- 昇進・昇格の判断にタイミングや縁が影響する面があり、中途入社者を中心に希望する異動がなかなか通らないという声もある。
こんな人に
伝統芸能や映画づくりへの思い入れが強く、腰を据えて長く働きたい人が力を発揮しやすい会社。
企業のいま
事業領域
歌舞伎座など直営劇場を核に伝統芸能の興行をほぼ独占的に担う一方、映画の企画から配給・興行・二次利用までを一貫して手がける数少ない企業で、都心の劇場・オフィス不動産の賃貸収益が経営の下支えとなっている。
創業130周年を機に歌舞伎公演の充実や新会員サービス「松竹プレミアム」の展開など、既存ファン基盤を軸にした新規事業に力を入れている。
- 設立
- 1920年
- 上場
- 東証プライム
- 本社
- 東京都
- 従業員数
- 1,462名
社風キーワード
歌舞伎座をはじめとする120年超の伝統事業を守りながら、映画のシネマ歌舞伎化や新会員サービスの立ち上げなど新規事業にも挑戦する文化がある。入社後4年間のジョブローテーションで映像・演劇・不動産など複数事業を経験させる方針にも、多角的な視野を養おうとする意思決定が表れている。
みんなの声
※ 公開されている社員クチコミをもとに要約しています
映像部門では舞台挨拶や取材対応で休日出勤が発生することもあるが、その分の振替休日取得が徹底されており、残業時間も法令順守が強く意識されるようになったという声が複数ある。一方でリモートワークは原則出社が前提の部署が多く、在宅勤務は上司の許可を得て個別に認められるケースが中心。フレックスタイム制はほぼ全社的に導入されている。
半期ごとの目標達成率を確認する中間・期末面談やキャリア面談の機会が設けられ、評価に関する説明会も定期的に開かれるなど、評価プロセス自体は丁寧に作り込まれている。ただし昇進・昇格にはタイミングや縁が影響する面もあり、基準を飛び越えた人事に周囲から不満が出ることもあるという。
従業員持株制度・財形貯蓄・確定拠出年金・食事券補助・映画演劇鑑賞費補助など基本的な制度は一通り揃っている。一方で「退職金はあるが住宅補助は転勤などの一部対応にとどまる」「社員持株会は株価が低調でプラスに働いていない」という厳しい声もある。
「先輩方は優しい」「上司と話しやすい」という声が多く、殺伐とした成果主義よりも穏やかな人間関係を重視する雰囲気がある。一方でプロパー社員とそれ以外で待遇や扱いに差を感じたという声、伝統的なしきたりが根強く残り新しい提案がしにくいと感じる声もあり、部署や立場によって印象が分かれる。
入社後4年間は2年ごとに異なる部門を経験するジョブローテーションがあり、映像・演劇・不動産など幅広い事業に触れながら適性を見極められる。5年目以降は本人希望も踏まえて配属が決まる建てつけだが、中途入社者を中心に「希望する異動がなかなか叶わない」という声も見られる。
歌舞伎の興行をほぼ独占的に担う事業基盤と都心不動産の賃貸収入が経営を下支えしており、130年の歴史の中で経営の土台は安定している。一方で主力の映像事業の収益力には課題を指摘する声もあり、次の成長領域を模索する段階にあるとの見方もある。
業績ハイライト
売上高の推移(億円)