ひとことで言うと
国内首位ブランド×直近は構造改革の渦中
ここが魅力
- 住宅手当や育児・介護支援、確定給付+確定拠出のハイブリッド退職金など、福利厚生は業界トップクラスの手厚さ。
- SHISEIDOやNARSなど世界的ブランドを擁し、研究開発・マーケティングいずれも高い専門性を積める環境。
- 残業は月15時間程度・有給取得率8割超と、大手メーカーの中でも働きやすさの数値面での評価は高い。
気をつけたい
- 中国・米国事業の不振を受けた構造改革が進行中で、2025年12月期は減損損失を主因に純損失を計上するなど業績は不透明。
- 大企業らしい意思決定の遅さや、リストラに伴う社内の緊張感を指摘する口コミも見られる。
こんな人に
美容・ブランドビジネスへの情熱を持ちつつ、変革期の企業でキャリアを築くことに前向きな人が活きる会社。
企業のいま
事業領域
単なる化粧品の製造販売にとどまらず、独自の研究開発力とブランドマーケティングで「美」の価値を再定義してきた企業。近年は中国・米国事業の不振や構造改革によって収益基盤の立て直しを迫られている過渡期にある。
スキンビューティー領域への投資集中と収益改善を柱とする「アクションプラン2025-2026」のもとで事業基盤の再構築を進めている。
- 設立
- 1927年
- 上場
- 東証プライム
- 本社
- 東京都
- 従業員数
- 26,330名
社風キーワード
SHISEIDOやNARSなど世界的ブランドを擁し、化粧品や美容への情熱・専門知識を積極的に評価する風土。研究開発・マーケティングいずれも高い専門性が求められる。
みんなの声
※ 公開されている社員クチコミをもとに要約しています
残業は公式データで月15時間台とされ、日本企業の平均よりも少なめ。有給休暇の取得率も8割超と高く、コロナ後は出社かリモートかを柔軟に選べる部署が多いとの声がある。一方でマーケティング職など繁忙期は深夜まで及ぶこともあり、部署差は大きい。
2021年に導入されたジョブ型人事制度でグレードごとに処遇が明確化され、若手でも成果次第で早期昇格が狙える環境になりつつある。一方で口コミには年功序列の名残を指摘する声も根強く、実力主義への移行は道半ばという評価もある。
住宅手当・社宅、育児・介護支援、確定給付と確定拠出を組み合わせた退職金制度、自社製品の社員割引など福利厚生は業界内でも手厚い部類。男性の育休取得率は2024年に100%を達成するなど、家族支援制度の充実は特に評価が高い。
社員の相互尊重や風通しの良さは比較的好意的に評価される一方、社員の士気や20代の成長環境に関するスコアはやや低め。大企業らしい丁寧だが官僚的な意思決定プロセスを指摘する声もある。
セールス・ブランドマーケティング・研究開発・サプライチェーンなど職種別採用が中心で、入社後は社内公募(ジョブポスティング)やキャリア面談を通じて自律的にキャリアを築ける。海外拠点への赴任機会もあり、グローバル志向の社員には魅力的なキャリアパスとなっている。
国内シェア1位・世界5位のブランド力と150年超の歴史を持つ一方、直近は中国・米国事業の不振や大規模な構造改革・人員削減に直面しており、業績の先行きは不透明。株価も下落基調にあり、変革期特有の緊張感が社内に漂っているとの指摘がある。
業績ハイライト
売上高の推移(億円)