株式会社村田製作所

製造じっくり研究タイプ

ひとことで言うと

MLCC世界シェア4割×材料内製の技術力

MLCC世界シェア約4割平均年収803万円平均残業15.6時間/月自己都合離職率1.8%

ここが魅力

  • MLCC(積層セラミックコンデンサ)で世界シェア約4割を握り、材料の粉体から製造設備まで自社で内製する垂直統合が技術的な強み。
  • 平均残業15.6時間・有給消化率75.9%・自己都合離職率1.8%と、電機業界の中では働きやすさと安定性を両立している。

気をつけたい

  • 総合職は国内外の全拠点が異動対象で、全国・海外転勤の可能性がある。
  • 稟議承認プロセスが厳格で意思決定に時間がかかる保守的な文化があり、年功序列的な側面も口コミで指摘される。

こんな人に

完成品よりも基幹部品の技術を材料から究めたい、腰を据えてものづくりに向き合いたい人が活きる。

企業のいま

事業領域

MLCC(積層セラミックコンデンサ)インダクタ高周波・通信モジュールSAWフィルタリチウムイオン二次電池各種センサ

完成品ではなく、あらゆる電子機器に組み込まれる「縁の下の基幹部品」を供給するBtoBモデル。材料から設備までを自社で抱える垂直統合により、世界最小・高性能の部品を高い歩留まりで量産し、高シェア・高付加価値の領域に集中して稼ぐ。

生成AI・データセンター向けの高付加価値MLCCと、電動化が進む車載(モビリティ)向け需要の拡大を成長ドライバーに位置づけている。

設立
1944年
上場
東証プライム
本社
京都府
従業員数
74,302名

社風キーワード

MLCCの主原料や検査・生産設備まで自社内製にこだわり、深い専門ノウハウを外部に出さない技術志向の組織文化。「重要な部分は自社開発に拘り垂直統合型一貫生産体制を採用」という公式方針が象徴的で、世界最小MLCCの継続更新など技術を究める風土がある。

専門性

みんなの声

※ 公開されている社員クチコミをもとに要約しています

働き方・休み

月平均残業は公式値15.6時間(2024年度実績)、OpenWork口コミ集計では20.2時間(回答者855人・業界平均23.3時間より低い)。有給消化率は公式75.9%、OpenWork集計71.8%といずれも高水準で、電機業界の中ではホワイト寄りと評価する声が多い。ただし開発のピーク時や決算期、海外顧客対応時などは残業が増えやすい。

評価・昇給

能力考課(年1回・昇進に反映)と業績考課(年2回・賞与に反映)の二本立て。SC(主任クラス)や課長への昇格には試験があり実力次第で年収1000万円も視野に入る一方、「年次の高い社員に従わざるを得ない」「昇進したくても上のポストが空かない」など年功序列的なもどかしさを指摘する声も根強い。

福利厚生

独身寮(月8,000〜14,000円程度)・社宅・賃貸住宅補助、カフェテリアプラン、持株会、確定拠出年金、契約保養所、クラブ活動などが手厚い。育児・介護関連の休暇制度も充実しており男性育休取得率は72%。「福利厚生はとても良い」との口コミが多い。

社風・人間関係

論理的な対話を重視する風通しの良さが評価され、労働組合の発言力の強さが長時間労働の歯止めになっているとの声もある。一方で「意思決定のプロセスが長い」「前例を重視する」保守的な大企業文化も根強く、新しい提案が通るまで時間がかかるとの指摘がある。

キャリア・成長

職種別採用で配属後、約5カ月の工場実習とOJTリーダーによる指導で基礎を固め、年間約350講座の技術教育訓練講座など「育つ・育てる・育む」を掲げた長期育成が特徴。専門性を深める専門職コースと管理職コースに分かれる複線型キャリアがある一方、若いうちから一つの専門に一直線で進みたい人には最初のローテーションが回り道に感じられることもある。

安定性・将来性

独立系(親会社なし)でMLCC世界シェア約4割を握り、自己都合離職率1.7〜1.8%と定着率が高い安定企業。生成AI・データセンター向けや車載向けの需要拡大を追い風に業績は回復基調にあり、会社は2027年度に売上収益2兆円以上・営業利益率18%以上を掲げている。一方でスマートフォン市況の波に業績が左右されやすい面もある。

業績ハイライト

売上高の推移(億円)

16,868202316,402202417,434202518,3092026