マルハニチロ株式会社

製造どっしり大手タイプ

ひとことで言うと

高水準の年収×少なめの残業×進む福利厚生見直し

平均年収783万円(単体・2026年3月期)平均残業時間17.7時間/月(OpenWork調べ)賞与年2回・平均6ヶ月分新卒定着率2025年実績100%

ここが魅力

  • 有価証券報告書ベースの平均年収は783万円と食品業界の中でも高水準で、賞与も年間約6ヶ月分と手厚い。
  • 月間平均残業時間は17〜18時間台、年間休日124日と、食品メーカーとしては働きやすい部類に入る。
  • 水産商社機能と食品メーカー機能を併せ持ち、水産資源の買付から製品開発・製造・販売までグローバルなバリューチェーンに携われる。

気をつけたい

  • 年功序列色が強く、評価は「上長の主観に左右されやすい」との声もあり、成果を出しても昇格スピードに差が出にくい。
  • 総合職は全国転勤が前提で、住宅手当・家賃補助が段階的に縮小されるなど福利厚生の見直しが進んでいる。

こんな人に

安定した基盤の中で着実にキャリアを積みたい人や、水産・食品分野でグローバルな仕事に携わりたい人が力を発揮しやすい会社。

企業のいま

事業領域

水産事業食品事業(冷凍食品・レトルト・缶詰)畜産・農産事業化成品事業

単なる食品の製造販売にとどまらず、水産物・畜産物・農産物の買付から加工・製品化・流通・販売までを一貫して担う「バリューチェーン型」のビジネスモデルを持ち、売上の約7割を占める食材流通事業を軸に、川上から川下までグループで機能を連携させている。

「持続的なたんぱく質の提供」と「健康価値の創造」を掲げ、フードテック領域(クロマグロ完全養殖・細胞培養技術)や海外事業の拡大に注力している。

設立
1943年
上場
東証プライム(証券コード1333、2014年上場)
本社
東京都
従業員数
12,479名

社風キーワード

2026年3月の社名変更(Umios化)を機に「挑戦」と「共創」を軸とした新パーパス「For the ocean, for life」を掲げ、部門を越えた協働を重視する文化へ舵を切りつつある。採用キャッチコピーも「自ら目標を掲げ挑戦し、周りの人を巻き込んで共創できる方」を求めるとしている。

カルチャー裁量

みんなの声

※ 公開されている社員クチコミをもとに要約しています

働き方・休み

月間平均残業時間は17〜18時間程度、年間休日124日、完全週休2日制で、食品業界の平均(23時間程度)よりも残業は少なめ。有給消化率はOpenWork調べで60.6%、会社公表値では2024年度76.0%とされる一方、社内の口コミでは「部署によっては人手不足で負担が偏る」との声もある。

評価・昇給

目標管理(MBO)と役割評価・成果評価の2軸で評価される制度だが、実際には「年功序列の色が強く、4年ごとの昇格」「30代前半までは横並び」といった声が目立つ。実力主義に関する社員評価は5点満点中2.4と低めで、「評価は上長の主観に左右されやすい」との指摘もある一方、飛び級制度や360度評価の導入など見直しも進んでいる。

福利厚生

従業員持株制度・財形・慶弔給付・カフェテリアプランなど制度自体は幅広いが、住宅手当・家賃補助は数年かけて段階的に縮小され、総合職向けに一律3万円程度の手当へ移行したとの証言がある。「福利厚生がどんどん無くなっている」との不満が複数の口コミで見られ、賛否が分かれる。

社風・人間関係

「人柄が良く温和な人が多い」「品があり暑苦しくない」という声がある一方、「部署ごとに違う会社のような縦割り」「前例主義で新しい取り組みが通りにくい」「大企業病でスピード感がない」といった官僚的な組織文化への指摘も根強い。

キャリア・配属の実態

総合職はジョブローテーション制度・FA制度・社内公募により水産商社・食品メーカー・コーポレートなど幅広い職種を経験できるが、初期配属は全国転勤が前提で会社主導。「配属先は部署長の好き嫌いで決まる」との口コミもあり、希望が反映されるとは限らない。

安定性・将来性

1880年創業のマルハ、1907年創業のニチロを源流とする145年超の歴史を持ち、2025年の新卒定着率は100%(離職者0名)。水産資源のグローバル調達力と食品製造・販売網を併せ持ち、増収増益基調が続くなど事業基盤は安定している。

業績ハイライト

売上高の推移(億円)

8,667202210,205202310,307202410,786202511,0592026