ひとことで言うと
高年収×有給94%×再建途上の変革期
ここが魅力
- 平均年収857万円・有給取得率94%・残業月20.3時間と、業界内でも高水準の待遇とワークライフバランスを両立している。
- EV量産のパイオニアとして培った電動化技術(e-POWER・プロパイロット)を軸に、ウェイモ等との協業でモビリティの知能化に挑戦できる環境がある。
気をつけたい
- 2025年度(2026年3月期)は生産拠点の統廃合や減損処理などで最終赤字となっており、大規模な構造改革「Re:Nissan」の途上にある。
- 年功序列的な昇進ペースや稟議中心の意思決定など、大企業ならではの意思決定の遅さが残るとの声もある。
こんな人に
逆境の変革期をチャンスと捉え、自ら課題を見つけて動ける自律的な人、専門性を活かして変革の最前線に関わりたい人が活きる会社。
企業のいま
事業領域
単なる完成車メーカーに留まらず、EV量産のパイオニアとして培った電動化技術と自動運転技術を核に、ウェイモやファーウェイなど外部パートナーとの協業で「モビリティの知能化」による新たな移動体験の創出を目指している。
経営再建計画「Re:Nissan」のもとコスト構造改革と商品力再構築を進めつつ、モビリティの知能化(自動運転・コネクテッド)領域への投資を強化している。
- 設立
- 1933年
- 上場
- 東証プライム
- 本社
- 神奈川県
- 従業員数
- 120,079名
社風キーワード
世界初の量産EV「リーフ」やシリーズハイブリッド「e-POWER」、自動運転支援「プロパイロット」など独自技術を核とする「技術の日産」を標榜し、技術者が重視される文化がある。一方で「技術があれば売れる」という発想が根強く、ビジネス職が一段低く見られがちとの声もある。
みんなの声
※ 公開されている社員クチコミをもとに要約しています
残業は有価証券報告書ベースで月20.3時間(2024年度、5年で改善傾向)、自己申告ベースの口コミでは24.9時間との声も。有給取得率は94%と業界トップクラスだが、部署によっては研究開発・生産技術で月30〜50時間の残業が発生することもある。「Happy Friday(月末金曜15時退社)」など独自施策も浸透しつつある。
MBO制度と20項目のコンピテンシー評価(4段階)を軸に、賞与は基本給連動60%・個人評価25%・会社業績15%で決まる。年2回賞与は好調期で6ヶ月分、近年の業績悪化局面では4ヶ月分程度まで落ち込むこともある。昇進は主任(4〜8年)→係長(9〜15年)→課長(16〜25年)が標準ペースだが、近年は30代での課長昇格など早期選抜も強化されている。
独身寮(月1〜2万円)・社宅(世帯向け月3〜5万円)・住宅手当(賃貸で家賃の一定割合を補助)など住居関連が手厚い。社員車両購入制度(日産車を10〜20%割引)、カフェテリアプラン(年10万円分)、確定給付・確定拠出年金など資産形成支援も充実。一方で社宅は数に限りがあり転勤時は退去が必要、地方拠点では住宅手当の対象外になるとの声もある。
「技術の日産」を掲げ技術者を重視する文化がある一方、ビジネス職が一段低く見られがちとの声も。女性管理職比率10.2%・外国籍管理職比率6.3%、LGBTQ+の「PRIDE指標」で8年連続ゴールドを獲得するなど多様性推進は進んでいるが、稟議中心の意思決定の遅さや大企業病を指摘する声も根強い。
事務職・技術職とも職種別採用で、ES提出時に志望職種を選択したうえで内定・配属となる。配属拠点は横浜のグローバル本社や厚木のテクニカルセンターが中心。シフトキャリア制度やオープンエントリー制度で自ら手を挙げて異動できる仕組みもあるが、最終的な配属判断は面接・内定後の面談を踏まえて会社側が決める。
2025年度(2026年3月期)は営業利益580億円の黒字を確保した一方、生産拠点の統廃合・減損処理により当期純損失5,330億円を計上。経営再建計画「Re:Nissan」のもと2027年度までに生産拠点を17→10拠点に集約、人員を2万人削減する大規模な構造改革の最中にある。自己資本比率は約30%とぎりぎり許容水準で、離職率2.8%は業界平均よりやや高いものの、経営破綻の可能性は低いとされる。
業績ハイライト
売上高の推移(億円)