日本ペイント株式会社

製造どっしり大手タイプ

ひとことで言うと

海外売上比率9割×世界4位の塗料グループ

連結売上収益1兆7,742億円(2025年12月期)創業1881年(144年)平均残業月16.6時間(日本グループ)有給消化率43.7%

ここが魅力

  • 1881年創業の老舗塗料メーカーで、NIPSEA・Dulux・AOCなど大型M&Aを重ねて世界4位の規模に成長した安定した事業基盤を持つ。
  • 借り上げ社宅(家賃最大8割補助)や独身寮、通信教育・語学学習支援など福利厚生が手厚い。

気をつけたい

  • 評価は5段階の中位2区分に9割が収まる平準化傾向があり、毎年の昇給幅は小さく年功色が強い。
  • 有給休暇取得率は43.7%とホワイト企業の中ではやや低めで、拠点間の転勤も珍しくない。

こんな人に

年功的な昇給ペースを受け入れつつ、老舗大手の安定した基盤とグローバルな事業展開の中で腰を据えてキャリアを積みたい人が活きる会社。

企業のいま

事業領域

建築用塗料自動車用塗料工業用塗料船舶用塗料表面処理剤

自前の販売拡大に加え、世界中の優良な塗料・周辺事業を買収して育てる「アセット・アセンブラー」戦略を掲げ、地域ごとの経営陣に裁量を委ねる自律・分散型のマネジメントを志向している。

NIPSEA・Dulux・AOCなど海外M&Aによる規模拡大を続けており、直近も欧米の企業群を傘下に収めて売上・利益を押し上げている。

設立
1881年
上場
東証プライム
本社
大阪府
従業員数
38,562名

社風キーワード

1881年に国産塗料の製造に日本で初めて成功した老舗で、口コミでも「古き良き日本の製造業。年功序列の考えが根強い」「歴史がある会社なので企業文化は少し古い」との声が目立つ。組織体制自体は「しっかりしている」と評価される一方、意思決定の速さでは大企業らしい面がある。

評価安定性

みんなの声

※ 公開されている社員クチコミをもとに要約しています

働き方・休み

日本グループの一般社員平均残業は月16.6時間(2024年度)とホワイトな部類。「年に一度、有給を5日連続でとるという決まりがある」との声もあり、まとまった休みは取りやすい。ただし有給休暇取得率自体は43.7%(2025年3月時点)とやや低めで、部署や拠点による差もある。

評価・昇給

評価は5段階のうち中位2区分に9割が収まる平準化傾向があり、「普通の評価なら昇給は月4,000〜8,000円程度」と年功色が強い。年収を大きく左右するのは毎年の評価より、上司推薦と社内試験を要するグレード昇進。賞与は「一度の賞与で4ヶ月分程度」という口コミもあり、水準自体は悪くない。

福利厚生

転勤時の借り上げ社宅(家賃最大8割補助、対象10年程度)、独身寮(寮費月7,000円程度)、財形貯蓄、持株会、グループ生命保険に加え、通信教育・オンライン英会話/中国語会話・TOEIC無料受講など自己啓発支援も手厚い。一方で「福利厚生は業績状況により見直しがかかる可能性が高い」「制度がグループ会社ごとに統一されていない」との指摘もある。

社風・企業文化

「古き良き日本の製造業、年功序列の考えが根強い」「歴史がある会社なので企業文化は少し古い」という声がある一方、「組織体制はしっかりしている」との評価も。2015年の持株会社化と外国人共同社長の就任以降、グローバル色が強まりつつある過渡期にある。

安定性・将来性

1881年創業、世界4位の総合塗料グループとして売上収益1兆7,742億円(2025年12月期・前期比8.3%増)と着実に成長。ただし海外売上比率が約9割に達し中国・アジア依存度が高いこと、買収による「のれんの減損」リスクを抱える点は、成長戦略の裏側として社員・会社双方が認識している。

業績ハイライト

売上高の推移(億円)

14,426202316,387202417,7422025