ひとことで言うと
文庫制作を支える技術子会社、年収は業界大手より控えめ
ここが魅力
- 角川文庫・電撃文庫など主要レーベルの組版制作から電子書籍・タテスクコミック制作まで、紙とデジタル両方の書籍製造技術を1社で手掛けられる。
- 個人目標(ミッション)の達成度が昇給に直結する仕組みで、成果を出せば早期の評価につながりやすい。
- 勤続15年以上の退職一時金が数千万円規模になったという声があるなど、長期勤続者への還元は手厚い。
気をつけたい
- 賞与は全社業績連動のため、個人が成果を出しても業績が振るわない年はボーナスが伸びにくい。
- 給与水準は集英社・小学館・講談社など出版業界大手と比べると控えめとの声がある。
こんな人に
本づくりの製造・技術面を裏方から支えたい人や、成果が昇給に直結する環境で腰を据えて専門性を磨きたい人が活きる会社。
企業のいま
事業領域
単なる印刷・組版の受託にとどまらず、自社で印刷・流通のシステムを立ち上げ新規チャネルを開拓するなど、大手出版社の製造機能を担う中核会社としてグループの出版・映像・ゲーム事業を土台から支えている。
電子書籍やタテスクコミックなど、デジタル形式での書籍制作領域の強化に近年注力している。
- 設立
- 1954年
- 上場
- 非上場
- 本社
- 東京都
- 従業員数
- 91名
社風キーワード
「自分の考えやアイデアを積極的に聞き入れようという風土が醸成されており」「若い人の意見を尊重」といった社員クチコミがある一方、OpenWork調べの「風通しの良さ」は2.7、「社員の相互尊重」は2.4とやや低めで、実態には部署差があるとみられる。
みんなの声
※ 公開されている社員クチコミをもとに要約しています
残業時間は月40〜43時間程度、有給消化率は50%前後という社員クチコミが複数ある。フリーアドレス制のオフィスでリモートワークも推進されている一方、2017年にみなし残業代が廃止され実残業払いに変わったことで、残業代の稼ぎにくさを指摘する声もある。
年度初めに設定した個人目標(ミッション)の達成度で昇給が決まる仕組み。マネジメント職のM職とプロフェッショナル職のP職の職群がある。賞与は個人・部署の業績ではなく全社業績で決まるため、「赤字を出す人と稼ぐ人が同じ賞与率」との不満の声もある。
社会保険完備に加え、退職金制度・育児休業(取得実績あり)・介護休業・慶弔見舞金を完備。勤続15年以上で退職一時金が数千万円規模になったという声もあり、長期勤続者への還元は手厚いとされる。住宅補助については社員クチコミにはあるが公式情報での明記は確認できず不明瞭。
「若い人の意見を尊重」「チームの雰囲気が非常に良く、協力的」という声がある一方、社員同士の相互尊重や風通しの良さを示す指標はやや低めで、部署による差が大きいとみられる。「フットワーク軽くなんでも取り組める」反面、失敗時の責任は厳しく問われるとの指摘もある。
新卒は基本的に総合職として入社し、専門職(P職)とマネジメント職(M職)双方のキャリアパスが用意されている。業務委託(完全歩合制)の編集者という契約形態も存在し、「仕事をやればやっただけ稼げる」一方で社会保険は自分で加入する必要があるなど自由度と不安定さが両立する。
2019年の会社設立以降、旧角川アップリンクの電子書籍事業統合や旧角川書店を源流とするKADOKAWA Future Publishingとの合併など再編を重ねてきた。「小さい会社の寄せ集め」との指摘がある一方、KADOKAWAグループの完全子会社として出版製造の基盤を担う立場は安定しているとの見方もある。
業績ハイライト
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