古野電気株式会社

製造じっくり研究タイプ

ひとことで言うと

世界シェア3割×低残業×転勤前提の技術専業メーカー

舶用電子機器シェア世界約30%平均年収752万円平均残業15時間/月平均勤続年数15.2年

ここが魅力

  • 世界初の魚群探知機の実用化以来、舶用電子機器で世界トップクラスのシェア(約30%)を持ち、超音波・電磁波センサー技術の専門性を長く深められる。
  • 月平均残業15時間・有給消化率88.5%(2026年2月期・しょくばらぼ実績)と、メーカーとしては働きやすい環境が整っている。

気をつけたい

  • 基本給の昇給は35歳までほぼ横ばいとなるなど、年功序列的な色合いが根強く残る。
  • 西宮本社・三木工場・東京支社・全国営業所への転勤が前提で、結婚後や持ち家取得後も異動対象になり得る。

こんな人に

特定分野の技術をじっくり長く磨きながら、安定した環境で腰を据えてキャリアを築きたい人が活きる会社。

企業のいま

事業領域

舶用電子機器産業用電子機器航空・防衛関連機器ヘルスケア機器

センシング・信号処理・情報通信の3つのコア技術を統合した「SPC&I」技術で「見えないものをみる」価値を提供する研究開発型メーカー。単なる機器の製造販売にとどまらず、150以上の国・地域に広がる代理店網を通じたアフターサポートまで担う、グローバルなソリューション提供者としての立ち位置を築いている。

航空・防衛関連事業が過去最高売上を更新するなど急成長しており、DX・IoT分野への技術投資にも力を入れている。

設立
1951年
上場
東証プライム
本社
兵庫県
従業員数
3,411名

社風キーワード

1938年に世界初の魚群探知機の実用化に成功して以来、「CHALLENGE the INVISIBLE」を掲げ、海で培ったセンシング・信号処理・情報通信技術を陸・空の分野にも応用展開する研究開発文化を持つ。1956年から海外輸出を開始し150以上の国・地域と取引するグローバル色の強い社風。

裁量専門性

みんなの声

※ 公開されている社員クチコミをもとに要約しています

働き方・休み

月平均残業時間は14〜15時間程度(しょくばらぼ・LivData調べ)とされる一方、OpenWork回答者ベースでは23.3時間という声もあり部署差が大きい。フレックスタイム制(コアタイム10〜15時)は導入されているが在宅勤務は週1回が上限で「子育て等の理由では絶対にできないと言われた」という声も。有給消化率は公式データで88.5%、他調査でも83.5%と高水準だが、「休日出勤は営業所によって異なり、長期休暇の一部は出勤が当たり前の営業所もある」など現場差も指摘される。

評価・昇給

年2回の目標設定と上長面談によるフィードバックがボーナスに反映される仕組みで、賞与は公式実績で平均6.284ヶ月(2025年度)とされるが、個人の口コミでは「年間平均4.5ヶ月分程度」との声もある。基本給の昇給は「35歳までほぼ横ばい」という年功色が強く、30代後半に幹部登用試験がある。評価は相対評価の側面もあり「課内で良い評価をつけられる人数が決まっている」「評価基準が曖昧」との不満も見られる。

福利厚生

住宅費補助や独身寮(入寮2年間は月5,000円)、財形貯蓄・持株会、資格取得支援、カフェテリアプラン(年44,000円分)などが整い、地方配属者には期限付きの家賃・水道光熱費補助もある。「住宅補助、職責手当など補助は多くあり手厚い」との評価がある一方、「食堂のご飯があまり美味しくない」「本社はまだマシだが他の事業所や工場は美味しくない」といった声も。

社風・人間関係

「風通しはよく、コミュニケーションは取りやすい」との声がある一方、「本社部門を除き事業部ごとにかなり性質が異なる」「企業カルチャーは古い(昭和からの)考えがまだまだあり、若手とのギャップが大きい」との指摘もある。挑戦する姿勢を掲げているが「理想を掲げた者ではない人にその企画をあてがう」という運用面の不満も一部にある。

キャリア・配属

研究開発職は2年間、事務・営業職は半年間の指導員によるOJTがあり、新入社員研修(1.5〜2ヶ月)で同期30〜40名との横のつながりも生まれやすい。一方で「何歳になっても、結婚しても、家を買っても平気で転勤がある」「現場から本社への移動はほとんどの場合できない」という声もあり、全国の事業所・営業所への配属が前提で希望が反映されにくいケースもある。

安定性・将来性

舶用電子機器で世界トップクラスのシェアを持ち、2025年度は過去最高売上を更新するなど業績は好調。入社3年後離職率は平均約5%(過去15年平均)と低水準で、航空・防衛関連事業も急成長中。一方、口コミでは「知名度が低い」「事業規模が小さく規模の経済で競合に劣る」「デジタル化(DX)が遅れている」といった弱みも指摘されている。

業績ハイライト

売上高の推移(億円)

848202291320231,14920241,27020251,4062026