ひとことで言うと
残業14.9h×転勤なし×1.8万人の首都消防
ここが魅力
- 都内303か所に勤務先があり、都外への転勤はない。消防学校での初任教育後は消防署配属となり、ジョブローテーションや庁内実務研修などを通じてさまざまな部隊・部署を経験できる。
- 住宅手当(月1.5万円)に加え、独身者向けの単身待機宿舎(都内約80か所)や配偶者等がいる職員向けの家族待機宿舎(都内約170か所・2,200世帯)があり、住まいの心配が少ない。
- 災害対応だけでなく、火災予防や消防車両の研究開発、広報、国際会議への対応など業務は多岐にわたり、消防吏員以外の一般職員採用も行っている。
気をつけたい
- 給与は俸給表に準じ、在職期間に応じてほぼ一律に昇給する年功的な体系のため、若いうちから成果で大きく差をつけたい人には物足りなさが残りうる。
- 消防官は21日を1サイクルとする交替制勤務(当番・非番・休みを繰り返し、月10日程度の勤務)が基本で、生活リズムの管理が求められる。
こんな人に
首都の安全という公共性の高い任務に長く腰を据えて取り組みたい人や、消防学校での規律ある集団生活と交替制勤務に前向きに向き合える人が活きる組織。
企業のいま
事業領域
特別区(東京23区)と多摩地域の一部市町村を管轄し、本庁・10消防方面本部・81消防署(消防出張所208所、消防分署3分署)という体制で、火災の消火だけでなく建築確認時の消防同意制度による火災予防、消防車両の研究開発、国際会議への対応まで幅広い業務を担う。
電気自動車火災の消火戦術や消火用ドローンなど、民間企業・研究機関と連携した消防技術の研究開発(消防技術研究開発センターの設立、東京消防庁INNOVATION PROJECT)に力を入れている。
- 設立
- 1948年
- 上場
- 非上場
- 本社
- 東京都千代田区大手町一丁目3番5号
- 従業員数
- 18,839名
社風キーワード
人口1,400万人・年間旅行客5億人という多様で複雑な東京で、あらゆる災害からあらゆる命を守るという公共性の高い任務を掲げ、部門を超えて力を合わせる。
みんなの声
※ 公開されている社員クチコミをもとに要約しています
月間の平均超過勤務は公式実績で14.9時間(2024年度)、クチコミ回答者平均でも19.9〜20時間前後と目立って多くはない。年次有給休暇は20日付与に対し16.2日取得(2024年度実績)で、クチコミベースの消化率も65%台と高め。ただし消防官は21日を1サイクルとする交替制勤務(当番・非番を繰り返し月10日程度勤務)が基本で、生活リズムは配属先の勤務形態によって大きく変わる。
給与は俸給表に準じて在職期間に応じてほぼ一律に昇給する年功的な体系で、実力主義への納得感を問うクチコミ評価は高くない。昇任は消防士長として1年以上、消防司令補として4年以上といった最短経験年数を満たしたうえでの競争試験・選考によって決まる。賞与は年2回で、期末・勤勉手当を合わせて年4か月台後半とみられる。
住宅手当(月1.5万円)に加え、都内約80か所の単身待機宿舎、都内約170か所・2,200世帯の家族待機宿舎を比較的安価な使用料で利用できる。一方で『内覧はできない』『建物が古い施設もある』という声もあり、単身寮を一定期間で出たあとの住まいを心配する意見も見られる。クラブ活動(体育24部会・文化14部会・同好会19)や奨学金返還支援制度も整っている。
全寮制の初任教育で築く同期の絆や、幅広いクラブ活動を通じた仲間づくりの文化がある一方、階級による上下関係を指摘するクチコミもあり、規律を重んじる組織文化という側面も強い。管理職に占める女性職員の割合は6%台で、女性の働きやすさは配属先による差を指摘する声もある。
消防官は消防学校卒業後にポンプ隊員として消防署へ配属され、ジョブローテーションや庁内実務研修(参加部署を自由選択できる本庁インターンシップ制度)、公募制度(外部機関への派遣先を職員自ら選び応募)などを通じて段階的に専門性を広げていく。一般職員も事務・建築・自動車整備など幅広い職種で採用があり、消防吏員以外のキャリアの選択肢も多い。
1948年の発足から続く日本最大級の消防組織で、18,839名(2025年10月時点)の職員が特別区と多摩地域の一部市町村を管轄する。公務員としての身分の安定性は高く、都外への転勤もないが、24時間対応が前提の任務であるため職務上の即応性と責任は常に伴う。
業績ハイライト
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