川研ファインケミカル株式会社

製造じっくり研究タイプ

ひとことで言うと

80年続く老舗×低残業のファインケミカル

創業1945年(80年)平均残業月15時間有給消化率88.6%賞与実績年5.06カ月

ここが魅力

  • 界面活性剤・貴金属触媒でオンリーワン技術を持つファインケミカルメーカーとして80年の事業基盤がある。
  • 残業月15時間・有給消化率88.6%とワークライフバランスは良好で、資格取得支援も手厚い。

気をつけたい

  • 平均年収は492万円と業界的に高水準とは言えず、評価は「結局は上司次第」という口コミも根強い。

こんな人に

老舗の安定した事業基盤の中で、専門性をじっくり磨きながら手堅く働きたい人が活きる会社。

企業のいま

事業領域

界面活性剤化粧品基剤貴金属触媒医農薬中間体機能性材料

受託製造中心だったファイン事業をメーカーとしての新製品創出へ転換すべく、パーパス経営を軸にした長期ビジョン「X-90」のもとで『技術の川研』の復活を進めている。

フロー合成用触媒の開発や電子材料(ウィンドウフィルム用アルミナゾル)への展開など、既存の界面活性剤・触媒技術を新分野に広げる取り組みを進めている。

設立
1945年
上場
東証スタンダード
本社
大阪府
従業員数
355名

社風キーワード

創業90周年となる2035年を見据えた長期経営ビジョン「X-90」を策定し、数値目標だけでなく『化学で社会に貢献し、KAWAKEN Chemistryで世界中の人々を笑顔にする』というパーパス(存在意義)を社員と共有する経営へ転換を進めている。2024年就任の藤井社長は『技術の川研』の復活を重点施策に掲げる。

裁量専門性

みんなの声

※ 公開されている社員クチコミをもとに要約しています

働き方・休み

残業は月平均15時間前後、有給消化率88.6%とホワイトな部類。口コミでも「ほとんどの部署は土日休み、交代なし、残業ほとんどなし」との声が多い。ただし工場勤務は早番・夜勤のシフトが週内で切り替わり、勤務予定が前日に変わることもあるとの指摘もある。

評価・昇給

評価制度は5〜6年おきに改定され、徐々に実力主義の要素が強まっている。2025年度の賞与実績は年5.06カ月と悪くない水準だが、「評価は結局、直属の上司次第」「昇給・賞与は少ないと感じる」という口コミも根強く、制度変更が現場の納得感に十分結びついていない面がある。

福利厚生

退職金(確定給付企業年金)、借上げ社宅、共済会(社員旅行・クラブ活動支援)、資格取得費用の補助・合格奨励金など手厚い。家賃手当は最大6万円あるが「独身30歳くらいまで」という運用上の制約があり、対象を外れると恩恵を感じにくいとの声もある。

社風・人間関係

「部員同士は中小企業らしい仲のいい印象がある」との評価がある一方、「管理職に関しては、古臭い考えの人間が多い印象」との声も。若手が挑戦しやすい雰囲気と、意思決定層の年功的な価値観が併存している。

キャリア・成長

研究職では在籍年数に関わらず幅広く責任のある仕事を任せてもらえる文化があり、資格取得支援も手厚い。一方で「新製品の開発スピードが遅い」との指摘もあり、藤井社長は『技術の川研』の復活を重点施策に掲げ、受託製造中心の体質からの転換を進めている。

女性の働きやすさ

女性管理職が複数名在籍し、育休取得率は男女とも100%(2025年度)。時短勤務・時差出勤も利用でき、「残業も少なく、休暇も取りやすい」「女性には優しい環境」との口コミが目立つ。ただし女性社員比率自体は14.5%(2025年3月末時点)とまだ高くはない。

安定性・将来性

1945年創業、売上高約180億円・従業員400人規模の老舗ファインケミカルメーカーとして堅実な事業基盤を持つ。一方で口コミには「営業利益が悪くなってきている」という指摘もあり、長期ビジョン『X-90』のもとでパーパス経営・新製品創出への転換に取り組んでいる最中。

業績ハイライト

売上高の推移(億円)

1782024